今の貨物列車はコンテナばかりとなり、「高速貨」などと呼ばれますが、私の子供の頃の貨物列車と言えば二軸貨車中心の編成で、ゆ~っくり通過して行ったものです。 京都駅の1番ホーム(現在の0番ホーム)と2番ホームの間は通過線になっていて、頻繁に貨物列車が通過して ...
2012年09月
北小松 (5) ~稲掛けの風景~
稲を天日で干す、その呼び方は全国的にもさまざまな呼び名があるようです。一般的には稲刈りが済んだ田圃に稲木を組み、そこに刈り取った稲をかけて干すもので、その状態を稲木干しとか稲架掛けなどと呼ぶようです。 秋の湖西線で撮影していると、ガードレールに稲が掛けて ...
山崎 (5) ~秋は夕暮れ~
先日も、枕草子を引用して「秋は夕暮れ」と書いていますが、やっぱり夕暮れは秋がきれいですね。今日はちょっと変わった夕暮れです。 場所は有名な山崎のサントリーカーブ。ここは高いフェンスができて撮りにくくなっていますし、そもそもここで撮るべきものがなくなってし ...
京阪電鉄 八幡市 (4) ~夕陽に染まるトラス橋~
京阪電鉄の中書島~樟葉間はさまざまなアングルが得られますが、今日は夕陽を活かせるポイントです。言うまでもなく太陽の軌跡は日々変化するので、理想の光線を得るためにはその季節まで待たなければいけません。 夕陽にギラリのトラス橋ですので、ノーマルに撮ればトラス ...
一畑電車 ~引退したデハニと復活京王塗装~
9月は全く撮っていませんでしたが、22日の土曜日、「関西発~」のメンバー4人で一畑電車まで遠征してきました。 一畑電車には元京王の車両と元南海の車両が在籍していますが、それぞれ1編成ずつオリジナル塗装が復活しています。 訪れた日は南海色はお休みで、京王 ...
和知 (2) ~山里の夕景~
ようやく秋らしくなってきました。冬に向かい、日中の時間は短くなりますが、太陽の角度が低くなる分、正午前後の時間帯でも光線はよくなりますね。 春はあけぼの 夏は夜 秋は夕暮れ 冬はつとめて と枕草子でも出てきますが、秋はやっぱり夕暮れが美しいなと思います ...
阪急電鉄 桂 (1) ~スポーツの秋~
厳しかった残暑もようやく和らぎ、運動会のシーズンとなりました。河川敷がスポーツ施設になっているところが多いんですが、ここ阪急電鉄の桂川橋梁の桂寄りにもグラウンドがあります。秋の休日、少年野球の光景と阪急電車の組み合わせを撮ることができました。 西京極~桂 ...
キハ181系 引退間際の「はまかぜ」流し
キハ181系も原色時代はよく撮りましたが、西日本色になってからは殆ど撮らなくなりました。しかし引退という話を聞くと、やはりもう一度撮っておきたいと思い、何度か撮影に赴きました。 そしてほとんど撮っていなかったキハ181系の流し撮り。「はまかぜ」のヘッドマークと ...
胡麻 (2) ~普段は撮らない所で~
普段はカメラを向けることをしないアングルでも、花が咲いていると撮りたくなってしまいます。ここは反対方向を向けば、胡麻 (1) で紹介したアングルが撮れる場所のすぐ傍ですが、普段は反対方向は撮りません。でも、9月に訪れた時には、線路際にコスモスが揺れていたので迷 ...
銚子電鉄 君ヶ浜 (1) ~犬吠埼灯台をバックに~
3年前、2009年の9月に関東へ遠征しました。当時、早朝に上京してくる「能登」「北陸」「あけぼの」、そして房総のスカ色113系、小湊鉄道、そして銚子電鉄と欲張った遠征でした。 ただ高速上限1000円のシルバーウイークということで、都内から房総へ向かう際に大渋滞に巻き ...
キハ181系「あさしお」 船岡築堤を行く
昨日 山陰本線 船岡 (1) でコスモスと絡めた183系「きのさき」を紹介しましたが、ここでの定番アングルで撮った キハ181系時代の「あさしお」です。 この場所 結構メジャーになってしまって、近頃は休みの日に訪れると大抵先客がおられますが、国鉄時代にはここで撮って ...
船岡 (1) ~コスモス揺れて~
山陰本線は園部から先が単線区間となりますが、単線区間に入ってまず最初の撮影ポイントがこの辺りになります。ここは直線を行く列車を正面がちに捉えることができる編成写真スポットですが、他にもさまざまなアングルで撮ることができます。 京都縦貫道の園部インターを降 ...
月ヶ瀬口 (1)
名古屋とJR難波を結ぶ関西本線。JR難波は以前は湊町という駅名でした。国鉄、非電化時代は名古屋発湊町行きの普通列車がキハ35・キハ30で運行されていました。 最盛期には東京からの夜行急行も乗り入れていましたし、一応「本線」の体裁は保っていました。今では亀山~加茂 ...
山崎 (4) ~快晴の日はアウトから~
山崎と言えば通称「サントリーカーブ」でしたが、数年前道路沿いに高いフェンスが張られて撮りにくくなり、現在は山崎と言えば「名神俯瞰」がメジャーです・・・ということは、山崎(1) で書いていますが、そこで紹介している「名神俯瞰」のすぐ傍の踏切からも比較的きれい ...
南条 (2) ~実りの秋を小俯瞰~
いよいよ、我が家周辺でも田圃が黄金色に色づいてきました。今日は、黄金色に実った田圃を小俯瞰する撮影地です。 南条 (1) で紹介した場所と同じですが、黄金色に実った田圃と車両をクローズアップ気味に捉えてみました。 もちろん 南条 (1) と同様に風景を広く入れるこ ...
DD15 地味な入替&除雪機
小学生の頃、祖父母の家が福知山にあったので、福知山駅や機関区にはよく行きました。当時は「ボク、汽車がすきなんか? 入って見て行くか?」と、機関区の中にも入れてもらえました。夢のような時代です。 駅構内と、周辺の道路との間にも高いフェンスなどなく、小学生の ...
小湊鉄道 月崎 (1)
昨日の総武本線に続いて、今日も千葉の鉄道です。3年前の9月、当時の高速料金上限1000円を利用して、房総半島へ出かけました。9月ということで夏でもなく、秋でもないという感じの風景で、季節感を出して撮るのが難しかった思い出があります。 この場所は季節感を考えな ...
物井 (4)
総武本線、先月は8月の撮影分でしたが、今回は9月の撮影です。8月のところでも書いていますが、概して関東地方の稲は収穫が早いようで、8月下旬から稲刈りが始まるところもあるようです。ここも9月の中旬には稲刈りが終わっているようで、沿線にはススキが出て秋の風情が色濃 ...
寝台特急「日本海」を撮り続けた頃
この3月、とうとう西日本から定期のブルトレが消滅しました。それを予知したから というわけではないですが、2年前の9月~10月、地元で「日本海」を撮り続けていた時期がありました。 いつでも撮れる と思うとなかなか撮らない という傾向がどうしてもあります。特 ...
山寺 (1) ~芭蕉も眺めた風景?~
今日も「新線開通」で、仙山線です。松尾芭蕉が『奥の細道』で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ場所として有名な宝珠山立石寺(通称 山寺)です。山門から千段を超える石段を登り、五大堂に達するとご覧のような展望が開け、眼下には仙山線の線路が見渡せます。 松尾 ...
勢浜 (1) ~瓦屋根の集落と若狭湾~
久しぶりに「新線開業」で小浜線を始めます。東舞鶴から敦賀に至るこの路線は若狭湾に沿って走りますが、意外に海と絡めて撮れる場所がありません。 この場所は勢浜駅の西方、線路沿いに集落を抜けたところに踏切があって、それを渡ると神社への石段があります。この神社へ ...
阪神電鉄 西九条
行き止まりの終着駅であった阪神の西九条駅から「なんば線」として延伸し、近鉄と接続し相互直通運転が開始されて大きく変わったのが西九条駅です。 駅のなんば方はS字カーブの勾配があり、線路がドーム状にシールドされていて、特徴ある構図で撮ることができます。 ...
志賀 (4) ~夏の名残~
9月になりましたが、今日も暑かったですね。9月というと一気に秋のイメージになってしまいますが、現実は月の前半はまだまだ夏の続きのようなものですね。それにしても最近は特に残暑が厳しいように感じるのですが気のせいでしょうか・・ さて9月の一枚目は、夏の名残の湖西 ...