関西発 鉄道ファンの写真館 撮影地ガイド

【表紙写真】人目千本桜の桜並木を行く583系「ふくしま花見山」 2009年4月11日撮影

2013年12月

本年最後の更新になります。締めくくりは何にしようかと考えた結果、世界遺産にも登録された富士山に決めました。 富士山を背景に富士川の橋梁を渡るシーンは、前回に紹介した東田子の浦付近と並んで超有名地です。だた新幹線の橋梁はトラス橋が多く、ここもトラス橋のため ...

出雲市以西の山陰本線の旅は、美しい海岸線が続きます。冬の荒れた海、夏の南国のような青い海、同じ車窓風景でもまったく味わいが異なりますね。 撮る方は断然夏の海、晴れ日の方が楽でした。  1986年8月 山陰本線 周布~折居  ...

旧宮津線 丹後由良~丹後神崎間に架かる由良川の橋梁は、国鉄時代からの撮影ポイントでした。冬場は日本海側の気候で晴れる日が少ないのですが、訪れた日には冬晴れに恵まれました。前夜に降り積もった雪が河原に残っていました。記事掲載時点では北近畿タンゴ鉄道ですが、 ...

今日は本州西端の山陽本線 宇部です。宇部駅の上り側は大カーブになっていて、道路が線路をオーバークロスしています。 年末年始のこの時期、大カーブを宇部駅に進入する下り列車を狙うと、朝日にギラリと光ります。オーバークロスする道路の歩道からお手軽に撮影できます ...

気動車の最大の利点は、線路のあるところならどこでも走れること、そして分割・併合が容易なことでしょう。この気動車の特性を最大限に活かした、「多層建て」の急行がかつて東北地区で多く運転されていました。 電化区間から非電化区間に直通、地方の中心都市から、各地へ ...

旧東北本線の好摩駅からは、JRの花輪線が分岐します。この辺りでは、岩手山をバックにした写真が撮れますが、今回はその岩手山をバックに花輪線を撮った時に、ついでに撮ったものを紹介します。近くには花輪線もあるので、効率よく掛け持ち撮影が可能なわけです。 線路は ...

 北陸本線 湯尾  「暖冬」という言葉が、少し昔まで毎年のようにささやかれていたように思いますが、ここのところ、夏は「酷暑」、冬は「ドカ雪」と、むしろ季節がはっきりしすぎているような感じです。極端に言えば、春と秋がなくなりつつあるような、そんな感じですね ...

いよいよ年の瀬、12月下旬になりました。金曜の今夜あたりは忘年会の方も多いはず・・・ 仕事ではめったにカメラは持ち歩かないのですが、忘年会の日にたまたまカメラを持っていたことがありました。その夜は神戸で忘年会、帰途に就くため京都方面行きの新快速に乗ろうと、 ...

12月も中旬を迎え、いよいよ慌ただしくなってきました。 何がかと言うと、仕事もさることながら、仕事がらみの忘年会、趣味仲間の忘年会、年末年始の休みの撮影計画と、何かと忙しくなるからです。当ブログの更新頻度も落ちることになると思います・・・ さて今日は、久し ...

山陰本線の須佐~宇田郷間に架かるコンクリート橋は、蒸気機関車の時代からの撮影ポイントでした。 太陽が北側に回り込む夏には、このコンクリート橋の向こう側、日本海に沈む夕陽とともにシルエットで撮ることができます。 被写体も凸型のDD51牽引の客車列車で、シルエ ...

昨日は富士山バック新幹線の「絵はがき写真」を出しましたので、今日も富士山の写真です。でも、定番ばかりではなんなので、今日はクリアに晴れ渡った冬晴れの日じゃないと撮れない写真にしました。 千葉から内房線に乗って南下しますと、木更津に近づくあたりから、晴れて ...

そろそろ冬本番。日本海側は雪模様になっているようです。そうなれば太平洋側は冬晴れの快晴の日が多くなりますね。 この時期は空気も乾燥し、富士山もクリアに見えます。 ここは新幹線と富士山の組み合わせで撮れる超有名地。絵はがき写真もここで撮られたのが多いとか。 ...

今から5年前の12月20日 京阪1900系のラストランイベントがありました。 先頭の形状は改造されて原型をとどめていませんでしたが、当日は「にわか作り」ながら、原型に近いイメージにデコレーションされて現れました。この姿には少々戸惑いましたが、最後にオリジナルの姿に ...

南明寺の境内から見渡せば、眼下には萩市街と阿武川を渡る山陰本線の列車、そして彼方には日本海までが一望できます。 撮影したのは夏真っ盛りの7月、蝉時雨、故郷の夏・・・  1994年7月 山陰本線 東萩~萩 ...

5枚扉の通勤車として1970年、大阪万博の年にデビューした京阪5000系。データイムには2枚のドアが閉じられて、座席が降りてくるという画期的な車両でした。当時、私自身も京阪で通学していましたが、混雑はすごかったですね。そんな大混雑を背景に生まれた車両でした。 そん ...

熊本電鉄で活躍を続ける、東急旧5000系 通称「青ガエル」。走行距離が短かい上に住宅地の中を走るので、すっきりした写真が撮れる場所がほとんどありません。 池田駅のすぐ傍はトンネルになっていて、トンネルの上に小道があったので、青ガエルと駅を絡めて撮りました。駅 ...

中学3年の夏休み、クラスメートと一緒に初めて北海道に行きました。大阪から青森へは急行「きたぐに」の自由席、青森から青函連絡船に乗って函館へ。そして函館からは2晩連続の夜行自由席となる、急行「すずらん4号」に乗って札幌には翌々日の朝に着きました。 さらに、函 ...

太陽が一番低くなる12月は、昼間でも朝夕のような美しい斜光線が降り注ぎます。昔の四角い箱のような形状の車両だと、日が当たる場所と当たらない場所の明暗がはっきり分かれてしまいますが、曲線を多用した新型車両だと、逆光気味の斜光線で撮るとその車両のフォルムが際立 ...

ここは以前、「青春18きっぷ」のポスター写真のロケ地となったところ。 冬晴れの青空と由布岳、そして線路際にある一本杉の組み合わせです。空がいっぱいに入る構図ですので曇りの日には絵になりません。  由布院~野矢 ...

有間川 (1) では北陸本線 有間川駅の構内踏切から、S字カーブの編成写真が手軽に撮れると紹介しましたが、同じ場所から振り返ると、トンネルを抜けてカーブした有間川駅を通過するシーンが、これまた結構迫力のある構図で撮れます。 有間川 (1) でも書いていますが、ホー ...

現在60歳代以上の年代の方なら、「修学旅行で乗ったのは、この色の電車だったよなぁ」と思い出される方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。 関東から関西へ向かう 「ひので」、関西から関東へ向かう 「きぼう」が155系で運転されました。そして後発として、中京地区 ...

 残照の質美川橋梁  山陰本線 和知~下山   12月になりました。言うまでもなく、一年のうちで一番日が短い季節です。午後3時を過ぎると、もう夕陽の色合いになってきます。 斜光線が美しいこの時期は、編成写真に最適の季節ですが、それだけではなく朝陽、夕陽に照ら ...

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